責任感をもって仕事に向き合う
伊東 裕美子
Ito Yumiko
(インタビュー実施:2018年1月)
業務に関する実績をチェック。前日のデータを更新し、どの機種がどのくらい売れたかといった売り上げの達成率をチェック、1日の業務の計画を立てる。
デスクに向かい、発注作業を行う。合間に同僚とミーティングを行い、お互いの業務の状況を共有することも。お昼休憩は12時ごろから行くことが多いが、保育園のお迎えの関係で残業ができないので、日中は業務優先。夕方近くになることもある。
午前中に引き続き発注業務。現在、各支社の足並みを揃えるため、全国各地の同業務担当者とのテレビ中継会議を毎週木曜日に行っている。18:30には退社して子供のお迎えに。
新商品の発注漏れがあり、納品した店舗に回収しに行って、手持ちで他の店舗を回ったことがあり、自分の仕事の重大さが身にしみました。私がやっている作業はパソコン上でワンクリックだけど、それが億単位の大きなお金や商品を動かしているんだということを改めて実感した出来事でした。それ以降、自分の仕事に責任感が芽生え、成長につながる経験だったと思っています。
休日は夫と子供と一緒に、家族で過ごしています。夫の協力で、美容院に行ったり友達と出かけたりすることもありますが、子供と離れる時間を逆に寂しく感じたりもします。仕事と同じでプライベートでも時間を大切にするようになり、ゆっくりDVDを見たり本を読んだりする時間を貴重に感じています。
仕事においては現状の業務でもっとスキルアップし、人を育て教育できる能力を身につけたいと思っています。作業は細かく、責任は重大な仕事ですが、達成することに面白みを感じています。さらにキャリアアップし、かっこいいママとして活躍していきたいです。
以前は仕事は「できるまでやる」という完璧主義的なところがありましたが、子供を持った今では、何でも完璧を求めていません。残業ができない環境なので、自分の仕事量を把握して、「これは先にやっておこう」というように最大限に業務を効率化して行動するようになりました。これも何よりチームの皆の理解とサポートあってこそなので、自分の仕事の状況をチーム内で共有するなどして、コミュニケーションをとっています。